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ブルックス博士が故郷のアメリカ・マサチューセッツ州から持ち込んだと言われている「イエロー・グローブ・ダンバース」という品種は、のちに品種改良を重ね、「札幌黄」として北海道中に広まりました。第二次世界大戦前にはロシアやフィリピン等へ輸出するほどの生産量であったと言われています。 現在の札幌黄作付け面積は、札幌市のたまねぎ全体(約300ha)の約3%になっています。 「札幌黄」は、病気に弱いことに加え、遺伝子に多様性があるため形が不揃いのものが多いこと、また近年多く流通しているたまねぎと比べ日持ちもしないことなどから、生産量が少なく、なかなか市場に流通していません。しかしながら、一般に流通しているたまねぎよりも肉厚で柔らかく、加熱後の甘みが強いため、根強いファンも多く、近年「札幌黄」を好んで使うレストランも増えてきています。 その特徴的な味と、入手のしにくさが相まって「幻のたまねぎ」と言われています。
≪札幌黄を使ったおすすめ料理≫ 「札幌黄」は、味が濃く、加熱調理をすると辛味が消えてとても甘くなることから、特に煮込み料理に向いています。ビーフシチューやスープカレー、ポトフ、肉じゃがなどがお勧めです。
平成19年、「札幌黄」は、「食の世界遺産」と言われる、スローフード協会国際本部(イタリア)の「味の箱舟」に認定されました。「味の箱舟」は、地方の伝統的かつ固有な在来品種のうち、消えてしまう可能性のある希少な食材を世界的な基準の下で認定し、地域における食の多様性を守ろうというプロジェクトです。 日本では、「札幌黄」や八列とうもろこし、日本短角牛など38品目、世界では900を越える品目が認定されています(平成29年8月現在)。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー という事で見かけは同じでも 歴史のある立派な玉ねぎ。 もし、見かけたらラッキー♪と思って食べてみてください。 本日のまかない
by chukita
| 2017-11-17 01:41
| 日記
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