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東京都写真美術館。
セバスチャン・サルガドという人のアフリカの写真展を観に行ってきた。 新聞の広告面に大きく掲載されていた写真が美しくて とても気になっていたんだった。 モノクロの写真は自然の美しさを写しているものばかりでなく 現実はすごく悲惨な被写体である人間までもが まるで絵画のように映し出されていた。 白黒だからなおさらはっきりと浮かび上がる目の白い色が 希望を感じていたり、絶望を見ていたり。 でもそんな事を感じるのは客観的に見ている私達だけ。 被写体になっている人達には、 生きて存在する今、安心して住める場所と 生きる為に必要な食べ物と水を求める事に精一杯なんだ、、。 地雷で失った片足で杖をつきながら子供の手をとる母親。 しわしわになった乳房から乳を吸う双子。 もう助からないだろう子供を抱き、立ちすくむ父親。 残虐された数百の死体。 何もない教室で勉強する子供達。 何も知らなければ気に留める事もなくて日々を過ごしていけるけど 自分とはかけ離れた状況の中で生活をしている人達が こんな場所にいるんだって事を 少しでも頭の中に意識して、 私達は恵まれているんだなぁ〜 じゃあ何が出来る? そんな事を考えてみる。そんな事も大切なんだと改めて思ったりする。
by chukita
| 2009-11-08 16:20
| 日記
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