94歳の理容師

朝、ボーッとテレビを眺めていたら
94歳の現役の床屋のおばあちゃんのプチドキュメンタリー。

今は常連さんだけの完全予約制、一日2、3人だけ。
お客さんの髪を切りながら、
「ここがしっかりと切れていないねぇ〜」と言うと
お客さんの方が「大丈夫だよ」なんて気遣いの言葉。
でもおばあちゃんは自分で納得ができるまでしっかりと仕事をするんだ。
女の人は顔だけ剃りに。
「女の人の顔が剃れなくなったらもうおしまいだね」

素敵な人だった〜
憧れる。

仕事に対してだけじゃなく
小気味の良い言葉に。
ポンポンと返されるその口調に強さはあっても、
優しさと潔さ。

いつかは迎えるだろう人生の終わりの為に用意してある物。
身の丈にあった生活をしてきて幸せだと日々、感謝できる気持ち。
私もいつか、少しでもこんな人に近づければなぁ。。。

なんか、、、私的には今年は忙しくても楽しい事がたくさんだった。
でも、それに甘えず良い気にならず、
コツコツと毎日を過ごして行くんだよ、って
改めて思い起こさせてくれたおばあちゃんだったなぁ。
良い事も悪い事も順繰りに巡ってきて
順番にきちんと自分の中で受け止めて、
素敵なばぁちゃんになりたいなぁ〜

本日のまかない

漬け物。もつ煮。きゅうりのたたき、だし乗せ。おにぎり。
海老と百合根のグラタン。