石巻 牡鹿半島、小渕浜炊き出し

シャビージェンティールの
石原左知子さん率いる支援隊。
まさしく、石原軍団！の炊き出しに参加させていただいてきました。

小渕浜、、石巻からさらに半島へ入り1時間以上かかりました。
たくさんの場所がどんどん整備されてきているようです。
けど、半島へ入り車で走って行くと、道路がまだ浸水したままだったり、、

まだまだ家が崩れた場所があちらこちらに残っていたり、、


表面的な復興はどんどん進んでいると聞いてはいますが
実際を目の当たりにすると、現実はまだまだなんだと深く実感します。

今回の炊き出し、コロッケを揚げたり餃子を焼いたりしながら
地元の人達との軽い会話の中で
「揚げ物はね、油がないから出来ない。」
。。。油がないから。。
買えばいいじゃない？と思うでしょうね。
そのお金もみんな海に流されてしまったし、
預けてあった漁業組合もすべてなくなってしまってるんですね。。
ならば仕事をして稼げば良いじゃないかと。
男達の仕事はおもに瓦礫の撤去だそうです。
まだ350人ほどの人達が20件ほどの家（またはテント）に
寄り集まって生活している状態が続いています。
配給されてくる食事はおにぎりばかりに逆戻りしているらしいし。

とは言っても漁業を生業に生きてきた人達、
これからまた復興を目指して頑張っている様子も聞こえてきました。
さちさん達による支援物資や炊き出し、
何度も足を運んで顔なじみになり
「貰う事に慣れてしまいそうで怖い」と、
ぽつっと言われて胸に刺さったと言っていましたが、
その反面、
「見捨てられていないと思うと安心する」とも言われたそうです。
みなさん、炊き出しの時には明るい笑顔を見せてくれてはいたけれど
胸の中では先行きの見えない不安が一杯なんだと思います。
この様な場所は小渕半島だけではなく
他にもまだまだあるのですよね。

仮設住宅に入れたら、今までの配給が貰えなくなるとか、
義援金を配ったら生活保護を受けて生活をしていた人達は生活保護を切られてしまうとか。。
ん〜なんとも理解しがたい話を色々と耳にします。
そう、だからどんな事でも良いから
少しでも被災地への手助けを続けていく必要があるんだと
改めて実感してきました。


これはスタンバイ中。
始まると鍋やフライパンか並んでいる人達の顔を見るのが精一杯です。
晴天で暑い日でした。
腕と首には真っ赤に日焼けの跡が、、腫れてしまって痛いっす。。
テーブル上にあるフライパンや揚げもの鍋に
テーブルの下から移す作業で何度繰り返したか分からないスクワット状態、
太ももが筋肉痛。。
寝てるのか寝てないのか分からない状態での車の移動
（運転手さんは本当にお疲れさまでした）
疲れた〜
けれど、また参加しますよ！
結局、小渕浜以外の人達も続々と来てくださっていたようで
500人以上の大型炊き出しでした。

そのうちに福島へも行きたいんだぁ〜

これは出発前の様子。


コロッケ、枝豆、マカロニサラダ、みそ汁の出汁。。。
お手伝い頂いた、
ひでこさん、暁子さん、香さん、美名子ちゃん、まおちゃん、娘。
じぃちゃん餃子、大好評だった！1200個以上焼き切りました♪
伊東のいずみちゃんからは干物を200枚提供していただきました。
近所の蕎麦屋さん「驀仙坊」さんからは、お浸しを作っていただきました。
ありがとうございました。

もちろん、参加したチームのみなさま、、
お疲れさまでした。
次回もよろしくお願いします。