広島・長崎平和式典

正直にいうと、
毎年行われている広島と長崎の式典を
テレビやラジオでちょうど目や耳から入ってきた時に、
「もうこんな事が起こってはいけない」という
どこか他人事のような漠然とした気持ちで一緒に黙祷をしていたような気がします。

母からは子供の時の東京大空襲の話を何度も聞かされていたし、
父から福島の子供時代の戦争中の悲惨な食料事情について何度も聞かされた。
私が子供の頃、叔父の家に泊まりに行くと、
叔父は熱燗を飲みながら酔ってくるにつれ、
亡くなった戦友を思い出し「麦と兵隊」という歌を唄いながら
涙を流しているのを何度も見ていました。
だから戦争はもう絶対にしてはいけないんだ。そんな気持ちは強くあります。

そして東北の震災があり、福島の原発の事故があってから
広島・長崎の原爆の日がとても人ごとではなくなっていました。
原爆が落とされてから数十年経っても苦しんでいる方達がたくさんいます。
その場ですぐに亡くなった方達も、
何事もなく過ごしてある日突然に体の異常に気づき、
何十年もかけて原爆の原因と認定された人もいるし、
されないまま無念で亡くなっていった人達もたくさんいます。

「ただちに影響はない」
。。。ただちに影響はなくても、後々に影響が出てくる可能性が大きい。
そういう事じゃないのですか。。。

電気は私達の生活にはもう必要不可欠な存在になってますよね。
それも素直に受け止めて、
一時はすべて停止した原発を再稼働する必要がどこにあったんでしょう。

強い者はすべて正しい。
そんなのは嘘。

平和ボケではいられない。。。
目の前のその先に凄く大事な事、たくさんあると思うんです。
一般庶民が、って言われる私達、
もっと現実的に今の事、考えていかないといけないと思うんだけど。


本日のまかない

親子丼♪　
美味しかった〜
タンパク質も十分摂りましょうね〜