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すずの火葬が終わって、待ち合い室で待っていた私達が呼ばれました。
焼却炉(という言い方で良いのかしら。。)から出てきた、 骨になったすずを見て、おじさんが言ったこと。 こんなに高齢なのに骨がとても綺麗ですね。 ストレスなく過ごしてご家族とも相性が良かったんですね。 健康に過ごせたって証拠ですよ。 幸せだったんですね。 。。。なにも自慢ばかりしている訳じゃなくて、 死んで、そして骨になってからも どんな生活をしてきたのかって事が分かってしまうんだなぁ、と。。 もちろん褒められて嬉しくない訳がないのだけど。 おじさんの話を聞いていると 骨を見た時に辛くなるという事も度々あるんだという。 癌など病気になってしまった場合は仕方がないけれど たくさんのストレスを負ってきた場合とか、 骨がボロボロに崩れて形になって出てこないのだと言ってました。 おじさんはすずの骨を丁寧に扱いながら 色々な部位を嬉しそうに話してくれたんです。 すずの骨が綺麗になって出てきた事に、安堵しながら。 一瞬「おくりびと」という映画が頭の中をかすめました。 色んな仕事があるんだなぁ、と思いました。 死んだ体を焼くという仕事、 私には想像つかない位、辛い仕事なんだろうなぁ、なんて思っていたけれど 骨になってから色々と見えてくる その子の性格や生活。 これは犬も猫も他の動物も、そして人間も同じことのようです。 数日の間に、すずに教えられた事がたくさんありました。 身内なので過大評価している点も多少はお許しいただいて。。。 やってあげなければならない事がたくさんありました。 けれど、それ以上に貰ったものが数えきれないほどあったんです。 ほんと、最期まで。 すずのような最期のむかえ方がしたいなぁ。 良い手本にもなってくれて、感謝。 。。。骨だとか死ぬだとか、 そんな話題の後で恐縮ですが、本年度、最初のまかない 久しぶりに炊きたてのご飯とみそ汁を食べたなぁ。。 ホッとしました。 仕込みに時間がかかって店のメニューを味見を兼ねてちょこっと。 ふっとした時に涙って出てくるんですよね。 けれど、日々に戻りました。 すずさん、ほんとにありがとう。
by chukita
| 2013-01-10 02:35
| 日記
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Comments(1)
Commented
by
大納言まま
at 2013-01-13 20:13
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某雑誌に「ことこと」さんが載り、沿線の大学に通う息子といつか行ってみたいと思いながら叶わないまま・・。
久々にのぞいたブログで、すずさんの訃報・・。 ご愁傷様です。さぞお辛いことでしょうね。 昨年10月に、我が家の愛犬も逝ってしまいました。 同じ方かしら?と思えるようなおじさんに火葬していただき どの部位の骨か・・なんて説明を受けながら骨壷におさめました。 楽しかったことを、いっぱい思い出してあげたいのに、 ふとしたことで発作のように思いが募り、涙があふれて仕方がない・・ 未だそんな毎日です。 1月2日は私も誕生日。すずさんと同じだったんですね。 愛犬は1月27日で12歳になるはずでした・・。 いつかお店に伺って、笑ってわが子自慢大会ができますように・・。 辛くても仕事はこなせてしまいますが、時にはご自分を甘やかして あげて下さいね。 ご無理のないように、どうかご自愛ください。
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