Link
お気に入りブログ
ライフログ
以前の記事
最新のコメント
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
![]() 店で使わせて頂いて、自分も食べてるお米。 精米した後の糠は糠床に使わせていただいて、 じぃちゃんの家庭菜園の肥料にも使ってます。 宮崎の生目にある松本さんのアグリアートさん。 お米を収穫した後の田んぼでコンサートがあると聞き、 迷わず航空券を予約してました。 行く数日前からの台風の情報に開催しないかもなぁ、と思いつつ とにかく田んぼの中へ入ってみたかった。 田んぼへ到着するとまだ雨が降っています。 これで開催できるのかしら。。心配でしたが 「何よりこの野良音の準備をしているのは普段から天気予報ばかり見ている百姓ばかり。 こんなにめまぐるしく変わる天気予報のなか、 開催を決定するのはこの野良音ぐらいかもしれません。」 という言葉の通り、 一番手の和太鼓一座の天響さんの演奏が始まったとたんに雨がぴたっと止んだんですねー 凄い。 これは会場になった田んぼの隣りの田んぼ。 稲を刈った後にまた稲が生えてきています。 そして穂が実り小粒ながらまたお米が実るんだそうです。 もう水は張らないんだそうです。 そしてこのお米の事を「しって米」と呼ぶそうです。 ![]() 会場になったのはこちらの田んぼ。 稲がまた生えていきているのを刈ったそうですが、 コンサートが終わりまた新しく稲が育ち、ここでもしって米が育つそうです。 ![]() あんなに雨が降っていたのに、 吹いてくる風は乾いていて気持ちが良かった。 刈った後の田んぼを歩くと地面が雨を吸収してくれて 草の香りと踏みしめる感触がとても心地よかった。 こんなに沢山のトンボが飛んでる風景を見たのは子供の時以来かもしれない。 カタツムリもバッタもカエルも元気。 心から幸せな気分になれました。 主催者の方達、コンサートに出演した方達、参加した方達、 みんな、みんな幸せそうだった。 私ね、普段は子供がはしゃぎ回る大きな声というのが実はちょっと苦手なんです。 だけど、この場所では反対にそれがとても心地よく感じた。 お母さんやお父さんと一緒に踊り、友達や兄弟と走り回り、 体の周りを飛び回るトンボに妙に気を止めることもなく、 カエルやバッタを捕まえようと追いかける。 振る舞いのおにぎりは地元のお母さん達が握り、 豚汁は地元でお店を営んでる方が早い時間から、 ![]() 千人鍋だって。底の方に薄く張っているようにしか見えないかもしれませんが、 これで水が200ℓ。 汗を流しながら丁寧に美味しい豚汁が出来上がってました。 大きな鉄鍋で茹で上がった里芋もねっとりして美味しかった。 ボランティア用に用意された鶏スープとパンも、 コンサートに出演した和太鼓、ラテン、アコースティック、ダンス、ラップ、 民謡、ピアノ、ひょっとこ。。。 ![]() 暗くなってくると地元の消防団の方達の手で火が灯り、 ![]() 緩く流れる時間の中で心が開放されていくように感じていました。 老いも若きも、この場所にいた人達すべてが幸せだったと思います。 パンフレットから。。。 「音が心に響く時。」 音は風土の中で育まれてきました。 古来田んぼで行われてきた田楽もそのひとつでしょう。 しかしいつしか音は風土と切り離され「音波」となり、 いまや世界中を旅しています。 いろいろな音波が世界各地から届く時代。 あなたの心に響く「音」はなんですか? 郷の音と書いて「響」。 あなたの心に響く時、 そこには必ず郷の風土があるはずです。 肌に触れるそよ風、稲穂のさわめき、 虫の声、土のにおい・・・ 風の中、土の上で音を感じてみませんか? 田んぼで奏でるコンサート 忘れていた懐かしい心の響きを 感じに来てください。 終演後の空には星が沢山出てました。
by chukita
| 2013-09-03 01:19
| 日記
|
Trackback
|
Comments(0)
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。
ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
|
ファン申請 |
||