三人吉三 ／コクーン歌舞伎

一週間遅れの父の日でした。


庚申丸 という名刀を巡り、数奇な運命をたどる人々の話。
刀の魔力に引き寄せられ、なんとも残酷な人間模様の
いわゆるドロドロな。。。悲劇。

前評判を聞いていたので期待を持っての観劇でした。
始まりの「あれ？」という失望感は時間が立つほどに解消されて
どんどん引き込まれていきます。
途中、勘九郎さんの所作にどこか勘三郎さんが被って見えて
血の繋がりというものを感じながら
ちょっと近所のおばさんみたいに「あー、立派になったのねぇ」なんて、
涙が出そうになったのは、きっと私だけじゃないと思う。

立ち見もたくさんで大盛況、
現代劇と歌舞伎の両面を楽しめるコクーン歌舞伎、
歌舞伎入門には入りやすくて楽しめます。
って、私はいつまでも入門編のままですが。。。

土左衛門伝吉の笹野高史さん、
格好良かったなー

本日のまかない

茄子の茗荷の味噌汁。小あじの唐揚げ、スイートチリソース。ぬか漬け。
わかめとアボカドの酢の物。
生湯葉には正金さんのお醤油を垂らして。
ん〜、ちょっとおかずには物足りない献立ね、
と小豆島食品さんの鶏そぼろはご飯のともに最強。