食べ物の記憶

本日のまかない

小豆島食品さんのちりめん山椒。ぬか漬け。小松菜と揚げのお浸し。
赤みずのお浸し。枝豆。わかめと玉ねぎの酢の物。黒皮かぼちゃの煮物。
茄子とみょうがの味噌汁。
。。。ベジタリアンのような？
ちりめん　と　出汁にはたっぷりとタンパク質が入ってます。

今日一番食べたかった黒皮かぼちゃ

国産種のかぼちゃ。
以前にも書いたことありますが、
普段見慣れている西洋かぼちゃとは違い、水っぽいのが特徴です。
西洋かぼちゃを煮る時には出汁は使わずに水、酒、みりん、醤油、（砂糖は好みで）
で煮るほうが味がぼけなくて美味しいと思う。
そしてこの国産種のかぼちゃは出汁をたっぷり使って
じっくりと煮含めていくのが美味しいと思う。

私と同年代かそれ以上の人は「懐かしい」という言葉を使うことが多いかな。
若い世代はほぼ知らない人が多くて
「普通のかぼちゃじゃないの？」と反応する人が圧倒的に多いかもしれません。
口の中に入れたとき、西洋かぼちゃと比べて水っぽいと感じるかもしれないですね。
私も子供の頃には美味しいと感じる事が少なかったような記憶があるけど、
今ではすっかり好きな野菜のひとつ。

古くからあるものを
懐古的に懐かしむ事も大切だけど、
知らない人は「へぇ」と新しい味だと受け入れてくれたらいいと思う。
そして美味しいと感じたならば、
その味をまた食べたいと思う人が少しでも増えればいいと思う。
かぼちゃに限らず、なんでもそうかもしれません。
大切にしましょう、丹精込めて作り続けてる生産者さんの為にもね。