話す、そして気づくこと

いつもは挨拶程度しか会話をしなかったおじさん。
子供の頃から知っているけど、
仲が良いわけではなかったし、
頻繁に顔を合わせるわけでもなかったし。
特別に気にかけてる存在でもなかったし。

おじさんは私が年を重ねるごとに当然のように年をとっていく。
そう、私の中ではおじさんでも立派におじいさんになっている。

ある日、挨拶をして通り過ぎようとした時に
「お節は作ってるの？作ってくれない？元旦と二日に食べるから」
と言われた。
おじさんは一人暮らし。。。
時々ホームケアの人らしき人と一緒に歩いているのは知ってたけれど
そうっか、お正月に食べるお節はスーパーで買ったものじゃ寂しいんだなぁ。

「個食」「孤食」そんな言葉が頭をかすめて
ちょっと切なくなった。
大晦日には御重にちょこっと詰めて持っていかなきゃ。

ほんの一言三言、
色々なことに気づかされたような気がします。

本日のまかない

蓮根を焼いて黒酢のソースを垂らして。青ネギの塩和え。里芋煮。
ぬか漬け。福岡土産の明太子。油揚げと長ネギの味噌汁。

ご飯に明太子、久しぶりで美味しかった。