普段に戻って..

今年の桜の季節、後半からは目まぐるしい毎日でした。

カレンダー通りの営業のつもりでしたが、連休前からのお休みをいただき、急遽こちらからのキャンセルをお願いした方々にもご迷惑をおかけいたしました。
母は92歳でしたし、病気もせず薬にも頼らずに過ごせたことは今の世の中にしてはなかなか大したものじゃないかと思います。ただ、いつもそこに居た人が居なくなるという寂しさはありますね。しかし、悲しんでばかりはいられない手続きの多さに驚いています。人が一人いなくなるって、こんなに大変なのかーと実感中です。
8日（月）のまかない母が最後に調理していたのは、芋天だったなー確か昨年だった。薄く切ってサクサクっと揚がった芋天は美味しかった。お手頃なコシアブラを見つけたので、それも天ぷらに。卵焼き。大根おろし。ぬか漬け。長葱と揚げの味噌汁。黒米入り七分つきご飯。
9日（火）のまかない生姜焼き（新玉ねぎとピーマンも一緒）生姜焼きってご飯に合うわねー連休中の残り物の筍煮。牛蒡のきんぴら。糠漬け。大根と揚げの味噌汁。
10日（水）のまかないハンバーグが食べたかったけど、一個一個焼いてる時間がなかったのでミートローフ。種を型に入れてオーブンで焼くだけなので楽チンである。糠漬け。シジミの味噌汁。
11日（木）のまかない小あじの唐揚げ、スイートチリソース。最近は小あじもちょっと手に入りずらくなってきました。わかめが食べたくて新玉ねぎとアボカドで酢の物。私は春先に必ずわかめを欲するのです。うどの皮のきんぴら。糠漬け。豆腐の味噌汁。
12日（金）のまかないコロッケ。山東菜のオリーブオイル和え。ぬか漬け。茄子と茗荷の味噌汁。コロッケもサクッと買えるのはスーパーぐらいしか亡くなっちゃったなー...って思いながら自分で作った方が中身が知れて美味しいのである。
13日（土）のまかない山形の山菜をいただきました。赤みずの煮浸し。山うどのきんぴら。こごみの酢味噌。赤みずはほとんど東京では手に入らなくなりましたね。下ごしらえが面倒なのですが、食べた時のシャキッとした歯触りとぬるっとした感触が美味しい山菜なんです。2年ぶり！こごみもスーパーで売っているものとは違いシャキシャキで美味しかった。冷凍しておいた肩ロースで焼き豚。なめこと豆腐の味噌汁。
父はというと毎日、母に何度もお線香をあげ、朝は相変わらず公園の気功へ通い、猫の世話を甲斐甲斐しくしています。ただ、いつもそこに居た話し相手がいなくなって寂しそうではある。まかないの一人分を父に持っていくのだけれど、食事も一人だしね。今日は父と二人で蕎麦屋へ行って乾杯しました。久しぶりの外食で嬉しそうだったのが何より。