母が居ない、お正月。
それでも年末年始は「なぜ、こんなに忙しいの?」と毎年同じことの繰り返し。
いつものように、お煮しめ等を作り、
元旦には娘夫婦と父と「今年もよろしくお願いします」と挨拶を交わす。
大きな地震のニュースを気にしながらも、経理やら父の確定申告の準備をして過ごし、晴れた4日に数年ぶりに森戸海岸へ。初夕日を拝みに私の一番の相棒だった愛犬すずさんをやっと連れていってあげた。今はこんな小さい瓶の中に入ってる。両親も連れて一緒に沈む夕日を眺めたなー...
そして清澄庭園も母の足がまだ丈夫な頃に一緒に行ったのね。氣の良い落ち着く庭園の中を、あの時を思い出しながら散策してみた。今年の仕事初めは店のテーブルのメンテナンスから。表面にやすりをかけ、綺麗に拭き取りニスを塗る作業を二日に分けて。昨年から表面の荒れ具合が氣になっていて、ようやく直すことが出来て良かった。豪華でもなかったけれど、連休中にはダラダラとワインを飲んだり、いつもと違う食事だったからいい加減に胃袋が疲れてきて、結局はご飯と味噌汁、漬物があっておかずが並ぶ食卓が一番私には合ってるなーと実感します。昨年末の残り物の大根と鳥手羽中のピリ辛煮。お正月の残り物の栗きんとん。れんこんのきんぴら。ぬか漬け、自家製たくあん。長ネギとしめじの味噌汁。いつもの黒米入り七分つきご飯。
地震に遭われた方達は暖かいご飯は食べられているんだろうか?熱い味噌汁は飲めているんだろうか?お風呂に浸かって寛ぐ日が1日でも早く訪れて、ぐっすり眠れる日々が帰ってきますように。
慌ただしく、けれど日々を無事に過ごしていけることがなんとありがたいと実感したお正月です。
父との会話で「地震の影響で国の金が使われて、減っていくと大変なことになるなー」と真顔で言うので「こんなにみんな税金を払っているんだから当たり前でしょ。国が国民を守るのは当然の義務でしょ」「そんなことないだろ」...92歳、いまだに自民党じゃないと国は動かせないと本気で信じてます。(こんな会話してますが、父を憎いわけではないので悪しからず)年寄りはこんな考えの人が多いんだろうなーそして選挙があれば律儀に投票へ足を運ぶのも、こんな人たち。裏金問題も悪いことだと思っていないから不思議だ。今年は大きな選挙があります。「今の政権に抗議する意味で選挙に行かない」なんて言ってる人もいると聞き驚いてます。全て意見が一致しなくても、今の世の中がおかしいと感じるならば、投票へ行きましょう。全て繋がっています。